2009年10月24日

学級閉鎖の思い出

 
次女のクラスの学級閉鎖が終わった。

インフルエンザの猛威がこんなにも身近に迫っている中、
先週末にすっかり体調を崩し、月〜火曜日と休んだのは
子どもたちの誰でもなく、僕自身であった・・・。

インフルだったらヤバいので、近所の医院で受診したところ、
幸いにも『扁桃炎』というヤツで1週間分の薬の服用だけで済んだ。



僕が中学生の頃の話・・・


冬の寒い中、元気に登校したのであった。
やけに閑散とした昇降口を抜け、教室へ入る。

『お、やったぁ! 一番じゃん♪』

他では『一番』になる事のない僕は、こんなところで
ささやかな『一等賞』を満喫したのだった。



それにしても、みんな遅いな・・・


しばらくしてだんだん不安になってくる。

そして思い出したのだ。
今日から『学級閉鎖』だった事に!


自分の愚かさに落胆する。

・・・気づかなければよかった・・・

だが、気づいてしまったら仕方がない。
次の対策を練らねばならぬ!

まず、この教室からの退路の確保だ。
それも誰にも見つからずに出てゆかなければ・・・。

見つかったら最後、

「あ〜。学級閉鎖なのに間違えて出てきてやんの(笑)」

という蔑まされた目で見られ、背中いっぱいに屈辱感を背負うはめになる。
そんな事には耐えられん!


深呼吸し気を静め、己の気配を消す。
そっと教室のドアを開け、廊下の様子を肌で感じてみる。

人の気配はない。

一気に首だけをサッと出して廊下を視認☆
すぐに首を教室内に戻す。





(; ̄- ̄;)・・・




女子がふたりいた・・・。

しかもこっちの方を見てた・・・。




や、やばい。
見られたかも知れん(゜_゜;)


ドアを閉めたら気づかれる。


ドアを開けたままその場から離れ足音を忍ばせて
廊下側壁面の教室の中央部にある柱の陰に
息を殺してそっと立つ。


ガラッ!

教室のドアが全開される音( ゜_゜;)
さっきの女子ふたりに違いない。


そして話し声が聞こえてきた。



女子A: 「・・・ほらね・・・」
女子B: 「やっぱり出るんだよね、学校って・・・」

教室へ踏み込んで確認する事もなく、彼女らはそっと戻って行った。


あのふたりは、きっと今でも
『わたしたちは母校で幽霊を見た』と語り継いでいるに違いない。

わが母校は、ひとりの生徒が学級閉鎖を忘れて登校し
彼が教室から首を出したが為に『幽霊の出る学校』にされてしまったのだ。


しばらくの間、息を潜め 学級閉鎖になっていない各教室で
授業が始まった頃、そっと学校を抜け出した事は言うまでもない。



教室05.jpg
posted by 神井 夙 at 08:42| 東京 晴れ| Comment(9) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ぢつは私・・

生涯を通じて、学級閉鎖の経験無しです・・


(ToT)あぁぁぁ!
Posted by 袋小路骨なし at 2009年10月26日 14:30
袋小路骨なしさん>
僕はもうひとつ…
明日から学級閉鎖になるから『遊べるぞ〜♪』
なんて喜んでいたら
自分もまんまとその病気になって
学級閉鎖の間、丸々倒れてた事がありました(T_T)
Posted by 神井 at 2009年10月28日 12:33
あっはっは〜〜!
幽霊扱いされたの?
お間抜け扱いされるのとどっちがいいかな〜?究極の選択か?

私が学級閉鎖を体験したのは高校の時(女子高だったのよん♪)
一気に皆が罹患し、休む人間多数、登校している生徒もどうも風邪っぽい・・
そんな中で一人元気なワタクシでした。

ええ、馬鹿は風邪ひかない・・って皆に思われましたよ。


ところで、扁桃腺の腫れ、大変だったね。
疲れがたまっていたのかな?
Posted by たらり子 at 2009年10月28日 20:44
たらり子さん>
周りが風邪っぴきなのに一人だけ元気☆
たらちゃんの場合は容易に想像がつきます(^-^)♪

他人に間違えられる事はよくありますが
幽霊に間違えられたのは、後にも先にも
これっきりですね(^^;)

扁桃炎になった原因・・・
昼休みに半袖のままバイクで出かけたりしたからでしょう。
おバカでも風邪をひく方法のひとつです(爆)
Posted by 神井 at 2009年10月29日 21:55
そういう人たちが幽霊伝説を作っているのね

(≡^∇^≡)ニャハハ
Posted by な〜な at 2009年10月30日 17:37
な〜な>
怪奇現象とは、ふたを開けてみると
「なぁんだぁ(;´Д`)=3」
っていうものが多いのかもね(^-^)♪
Posted by 神井 at 2009年10月31日 07:56
うを!神井さんところで学校の伝説が(謎)

うちの娘も学年閉鎖で家にいます^^;;;
一人で妻の実家に遊びに行ってしまってますが。
とほほ^^;;
Posted by earthfeeld at 2009年10月31日 10:28
私も学級閉鎖の経験の無い一人です。

“馬鹿は風邪ひかない”のモデルの一人でもあります。

が、幽霊のモデルには未だ成った事が無い・・・

Posted by びわんちゅ@大腸カメラ@02Nov at 2009年11月01日 18:31
earthfeeldさん>
学校の怪談はこうして生まれるものなのです・・・

学級閉鎖になっても、元気な子たちは遊びたいですからね(^-^)♪
それにしても、子どもがお泊りに行っちゃうと
家の中が急に広くなって淋しいものですよね(;´Д`)っ





びわんちゅ@大腸カメラ@02Novさん>
昔は、根性論的な世界でしたからね。
ちょっと風邪をひいたくらいでは、登校してたので
学級閉鎖になる事も少なかったのではないかと思います。

『首出しオバケ』なんてのじゃなく、
もうちょっとカッコいいモデルになりたかったです。゜゜(´□`。)°゜。
Posted by 神井 at 2009年11月02日 07:17
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