2010年01月29日

冬の外トイレの話


本来、下ネタや排泄関係の話は得意としていないのだが・・・。



寒い朝の続く昨今、大量のウ○コが出た。

腹の中がスッキリと空っぽになったようなこの感覚は
清々しい朝に相応しい。




15年ほど前の冬の朝・・・

配送業務に就いていた自分は、早朝の青果市場へ集荷へ行き
店舗へその商品を納めたのち、センターへ戻ってきたのだった。

便意を催し、外に設置してあるトイレへ。
簡易的に作られたそのトイレはドアの下の隙間からも
冷気が入り込んでくるすぐれものだ。

よほど我慢していたのだろうか?
自分でも驚くほど、太く長い、先ほど納品した長芋のようなウ○コが2本、
和式トイレの便器に横たわっている。

自画自賛、しばらくその作品を眺め、名残惜しくも水洗のレバーを引く。


大量の水が流れる音・・・・・・がするはずだった。



ん?

水が出ない。



レバーを引く。


・・・


やっぱり出ない!!

どうやら水洗タンクの中か水道管内で
水が凍ってしまっているようだ。


身から搾り出すかのように完成した作品は
そのまま便座に鎮座している。 

手で押し流したとしても、水の溜まっている窪みに落ちるだけだ。


実に困った。

しばし個室の中で考え込んではみたものの、
水が出ない事にはどうしようもない。
水洗式トイレの弱点を見出した気がした。

昔ながらの『落とし穴式』ならば、こんなにも悩まなかった事だろう。


時間は無常にも過ぎてゆく。
他のトラックが戻ってきてしまう。
次の自分の仕事の準備にも取り掛からなければならない。


自分の分身を残したままその場を離れるのは残念だが
あきらめて仕事に戻った。








「ちょっとちょっと聞いてよっ!!」

皆が朝の業務を終え たむろってるところへ
そう叫んで駆け寄ってきたのは女性ドライバーだった。


「今トイレに入ったらさ、こーんな大きなウ○コが2本もあったのよっ!」

と手でその形を表現しながら叫んでいた。


彼女は見てはいけないものを見てしまったかのように
興奮したまま話を続ける。

「まったく、なんで流さないのかしらねっ! こんなよ、こんな!」



水が流れないだけでこんな話題を提供できるなんて
なかなか素敵なトイレであった。


posted by 神井 夙 at 12:45| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月24日

学級閉鎖の思い出

 
次女のクラスの学級閉鎖が終わった。

インフルエンザの猛威がこんなにも身近に迫っている中、
先週末にすっかり体調を崩し、月〜火曜日と休んだのは
子どもたちの誰でもなく、僕自身であった・・・。

インフルだったらヤバいので、近所の医院で受診したところ、
幸いにも『扁桃炎』というヤツで1週間分の薬の服用だけで済んだ。



僕が中学生の頃の話・・・


冬の寒い中、元気に登校したのであった。
やけに閑散とした昇降口を抜け、教室へ入る。

『お、やったぁ! 一番じゃん♪』

他では『一番』になる事のない僕は、こんなところで
ささやかな『一等賞』を満喫したのだった。



それにしても、みんな遅いな・・・


しばらくしてだんだん不安になってくる。

そして思い出したのだ。
今日から『学級閉鎖』だった事に!


自分の愚かさに落胆する。

・・・気づかなければよかった・・・

だが、気づいてしまったら仕方がない。
次の対策を練らねばならぬ!

まず、この教室からの退路の確保だ。
それも誰にも見つからずに出てゆかなければ・・・。

見つかったら最後、

「あ〜。学級閉鎖なのに間違えて出てきてやんの(笑)」

という蔑まされた目で見られ、背中いっぱいに屈辱感を背負うはめになる。
そんな事には耐えられん!


深呼吸し気を静め、己の気配を消す。
そっと教室のドアを開け、廊下の様子を肌で感じてみる。

人の気配はない。

一気に首だけをサッと出して廊下を視認☆
すぐに首を教室内に戻す。





(; ̄- ̄;)・・・




女子がふたりいた・・・。

しかもこっちの方を見てた・・・。




や、やばい。
見られたかも知れん(゜_゜;)


ドアを閉めたら気づかれる。


ドアを開けたままその場から離れ足音を忍ばせて
廊下側壁面の教室の中央部にある柱の陰に
息を殺してそっと立つ。


ガラッ!

教室のドアが全開される音( ゜_゜;)
さっきの女子ふたりに違いない。


そして話し声が聞こえてきた。



女子A: 「・・・ほらね・・・」
女子B: 「やっぱり出るんだよね、学校って・・・」

教室へ踏み込んで確認する事もなく、彼女らはそっと戻って行った。


あのふたりは、きっと今でも
『わたしたちは母校で幽霊を見た』と語り継いでいるに違いない。

わが母校は、ひとりの生徒が学級閉鎖を忘れて登校し
彼が教室から首を出したが為に『幽霊の出る学校』にされてしまったのだ。


しばらくの間、息を潜め 学級閉鎖になっていない各教室で
授業が始まった頃、そっと学校を抜け出した事は言うまでもない。



教室05.jpg
posted by 神井 夙 at 08:42| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

13年前にさかのぼって

 
今週の火曜日から仕事復帰した。

厳密に言えば、その前の週末にコッソリ事務仕事を片付けて来たりして。
(月末処理があるため・・・)


包帯と湿布程度の処置なので一見何でもないように見えるのだが
骨折箇所をかばったり捻挫の箇所に違和感があるので
ぎこちない歩き方になっている。

自分の中のイメージとしては、『俺たちの勲章』で
事件解決の際に負傷した故・松田優作氏☆








松田優作.jpg









それにしても、社会人になって初めてだな。
3週間も休んだの。

いや・・・

転職の際、次の仕事が決まるまで1ヶ月半休んだか(笑)





その3週間の間、最初の2週間は身動きが取れなかったので
PCの動画配信やテレビ漬けの日々を過ごした。

その後、思い立ったように、昔のネガフィルムを
スキャナーで焼き直しの作業を始めた。

10年前にはデジカメなんぞあるはずもなく、
現在のように、ケータイで撮りまくっては消去するなんて安易な手段は取れず
現像代とプリント代を気にしながらシャッターチャンスを狙う時代。

それにしては無駄な写真が多かったものの
いくつかの掘り出し物もあったので、ネタには当分困らずにすむ♪

・・・というか、本当はネタなどには困っていないのだが
元々筆不精なので、UPしていないだけである。




てな訳で。














「長女:一発芸@ @ 13 years ago」


















ポンデリング.jpg





肖像権?

笑って誤魔化します♪


 
ああ青春・・・
posted by 神井 夙 at 05:01| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

strawberry requiem

 
※お食事中、もしくは食前食後の方は
 読まない方がいいかも・・・









実家でイチゴを貰った。



いちご♪.jpg



うーん!
程よく甘くておいし〜い黒ハート



そんな幸せな感情からは想像もつかないような
イチゴの思い出を僕は持っている・・・。






あれは小学3年生の・・・そう、ちょうど今くらいの季節。

給食でイチゴが出たのであった。

他に何が出たのかまでは覚えていない。
ただ、イチゴが出た事には間違いがなかった。

給食を美味しく戴き、片付けも済んで
おそらく雨が降っていたのだと思う、昼休みなのに
級友たちは教室内で遊んでいた。

僕もその仲間のひとりとして遊んでいたのだったが・・・
異変はその時起きたのだった。




う・・・
気持ち悪い・・・



胃から喉にこみ上げて来る酸味がかった何物かが
僕のあらゆる行動を阻止した。


思わずしゃがみ込み、口から出てきたものは察しの通りのもの。
しかしそれは真っ赤なゲル状の物体のみであった。

胃袋の上部にあった物だけを押し上げたのだろうか?
『ただいま〜♪』してきたのは
デザートとして一番最後に食べたイチゴだけ・・・。


思わぬ醜態を恥じた僕はとっさに周りを見渡す。

もしかしたら、コレが原因でイジメに遭ってしまうかも知れない!
少なくとも、この日一日の『縁ガチョン』は免れないだろう。
そんな恐怖に怯えつつも自分を中心とする360度を見回したのだった。



・・・が。


・・・誰も見てなかった・・・





拍子抜け・・・


勇み足・・・


取り越し苦労・・・


杞憂・・・



ちょっと英雄になり損ねた気分だ・・・。





自分の口から出てきた手のひら大の赤い物体を見下ろす。

このままにしておけないよな。
掃除しよ。

ひとり淋しく雑巾を取りに行く事にした。



その場から離れて・・・気になって振り返る。

と、

現場近くの窓枠に腰掛けていた女子Yさんが
そこから飛び降りた瞬間、目の前の床の赤い物体に気づいた。


「ぎゃ〜〜〜っ! なにコレ!!!」


奇声にクラス中の視線が彼女に向けられる。
そして彼女の指差す物体にも・・・。


『し、しまった! 見つかった!』

神井、そこから動けず・・・。



男子@: 「うぇっ!なんだこりゃ」
男子A: 「きもちわりぃ〜〜」
男子B: 「血じゃねぇの!?」
神井 : 「いや・・・血じゃないと思うよ・・・」
男子B: 「血だよ血。ぜってえ血だ!」
神井 : 「・・・・・・」



血になってしまった。

ゲロなのに・・・。



男子(?):「勇気のある人はコレを踏みましょう!!」

神井 :  (げっ!!)



な、なんでそうなるのだ!?

それを踏む事が『勇気』なのか!?
お前らの『勇気』ってその程度のものなのか!??


そんな僕の憂いをよそにクラスの勇気ある若者たちは
血と思い込んでいるゲロを勇ましく踏んでいる。


ゲロを踏んで嬉しそうに女子の気を惹こうとしている。


こいつ等の楽しげな表情を見ていると
今さら「それはゲロだ」なんて言えない。


知らなかった事とはいえ、彼らにとって
ゲロを楽しく踏んだ事なんて後にも先にもこの時だけだろう。



休み時間中、この儀式は続いたのであった。








いちご♪ 2.jpg



あ〜美味しかった(^-^)♪

ご馳走様☆

 


posted by 神井 夙 at 22:53| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月22日

SURFSIDE PATROL

サーフサイド:パトロール.jpg

 

以前勤めていた会社の仲間と『SURFSIDE PATROL』というチームをつくった事がある。

ライフセイバーの事ではない。
車に自転車を積んで海まで行き、湘南のサイクリングロードを走る。



表向きのテーマは・・・
『ビーチという開放的な環境が少年少女の心を蝕み
非行に走ってしまう前に悪い芽を摘む!』
というもの。


本音は、
『そろそろ暖かくなる季節、浜辺には
水着姿のおねえさんがいるに違いない♪』
という、いたって健全なおやぢの発想によるものだった。


仲間たちは嬉々として自転車を滑らす。
その目つきは『パトロール』とはほど遠い・・・。

僕はというと、ひとりで遊びに行くワケにはいかなかったので、
『子どもを遊ばせてくる』という理由をつけ、
子供用のイスをつけたサイクリング車に
当時2歳の長女を乗せて走ったのであった。

しかも、子どもはすぐに寝る。
後でぐらんぐらんと大きく振り子を振る娘を
片手で抑えながら走らなければならず
(しかもサイクリング車なので前傾姿勢)、
『パトロール』どころではない。

海辺の風景を楽しめるのは自転車を停めて休憩する時くらい。
自転車から降り、身体を伸ばしながら見渡すその先には
仕事の途中と思われる熟年のサラリーマンがおもむろにスーツを脱ぎ
パンツ一枚で波と戯れる姿があった・・・。



こんな事を3回ほど続けた頃、人事異動で勤務先が変わるなど
チームのみんなが休みを合わせづらくなり
活動にも参加できなくなっていたら・・・。


活動を続けていた人たちの自転車が、本格的なダウンヒル用のMTBに変わっている。

もともと体育会系の人種の集まりだった為に、
自転車そのものにのめり込んでしまったようだ。

しかも仲間のひとりは自転車屋さんに転職。


その後の活動といったら山ばかり・・・
狭山丘陵周辺の悪路を走ったり、高尾山に自転車で登ったり、
ついには、MTBのコースとしても経営しているスキー場を走る。


思えば、この自転車を買ったのもコレがきっかけ。

mountain cat.jpg






でも、自分を含めてこんなおバカな仲間たちがいたので
この時期もメリハリのある楽しい日々を送れたワケで♪


また一緒に走れる事を願いつつ、MTBを改良した次第である。


・ギヤ調整
・前輪Vブレーキ化
・フロントフォーク交換





  
posted by 神井 夙 at 12:04| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

七夕の思い出


日付が変わるか変わらないかくらいの帰宅時間が続いたあの頃
連日、とにかく忙しかった・・・

「ごめんね」
「しょーがないよ」

彼女との電話の会話はいつもこればかり

仕事を終え、疲れきって自分の車に乗り込んだ

ふと前を見るとワイパーに紙切れがはさんである

車を降りてその紙切れを手にした

彼女からのメッセージだった

『七夕の夜、逢ってくれなかったヒコボシヘ』



今でも、この日は胸が痛む




posted by 神井 夙 at 23:54| 東京 ☁| Comment(24) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

sawayaka SUNDAYS

骨なしさん住む地域では、午後には快晴になったらしいが
こちら東京都下は常に雲に覆われた冴えない一日だった。

それなのに、表題にした『sawayaka SUNDAYS』って何?
曇ってるのに『さわやかサンデーズ』いったい何?? 

コレは先々週、久しぶりに会った仲間たちに関係する。



あれは15年ほど前の事か・・・

我々 流通業で働く者にとって、一般の方々の休日である土、日、祭日は繁忙日となる。つまり、曜日別の生活のサイクルが逆になるのだ。
今でこそ24時間営業の総合スーパーなどが出てきているが、当時はまだ大型店舗は1日の営業時間も決められ、1年間に数日の定休日をとらなければならない法律があった。
我々の勤務していた店舗の定休日は毎月1回 月曜日。
通常各担当者は、店の人間が集中して休まない様まばらに休暇をとるのだが、全員がそろって月曜日に休めるとなると日曜日の売り場はいつもよりいっそう賑やかになる。

仕事を終え、帰る頃になるとすでに暗黙の了解が・・・。

『飲みに行くぞ!!』

その店舗の仲間のほかに他店の仲間にも、さらに、かつてそこで働いていたアルバイトにも連絡が行き渡る。
かくて20人ほどの団体が某居酒屋へ集結するのだ。
毎回、こんな人数、同じ面々で訪れるので、居酒屋の従業員にも顔を覚えられる。
性質は悪くない。騒がないし暴れない。
ちゃんと社会人としての常識をわきまえつつ、仕事の話、会社内での話、その他の話を面白おかしく喋り捲る。
居酒屋は0時で閉店になってしまうので、近所のスナックへその人数のまま流れ込む。
そこも常連になっているので、飲み物と食べ物を持ってくる以外は放って置いてくれる。
あくまでも自分たちだけの会話だけで楽しんでいたのだが・・・いったいどんな話をしていたんだろう?

そろそろ帰るかという時刻・・・。
誰にともなく、誰かがそっと言う。

「今日、何曜日だっけ?」

「日曜日だよね」

「日曜日って、サンデーだよね」

お決まりのこのセリフの後、あの名曲をみんなで大合唱するのだ。

♪さわっやーかーな日曜(ヒュッヒューッ)
 ふりっそーそーぐ太陽(ヒュッヒューッ)
 ヘーイ、ヘーイ、ヘーイ、イッツ・ア・ビューティフルデーィ♪

コレを声が枯れるまで大合唱。
その間、スナックのマスターをはじめ、従業員の方々、黙って見守ってる・・・。
(迷惑だったろーな、今更ながらゴメンナサイ)

この、飲んで騒いで歌うだけのチーム名

それが『さわやかサンデーズ』

・・・ちっとも”さわやか”ではない! と当時も言われたが・・・。

勢いあまって作ったTシャツがこれ↓

サンデーズTシャツ 001.jpg サンデーズTシャツ 002.jpg

この2年後、トレーナーも作った。
バブリーな時代・・・。

これはこれで、僕にとっては貴重な過去である。






※前記事の『気になる画伯の新作』


05年09月24日 絵 001.jpg

『ブタのバッグとブタの風船をもつブタの親子』
    リバーシブル・バージョン


  (ちょっと、見づらいですね)




posted by 神井 夙 at 22:55| 東京 🌁| Comment(16) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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